前歯の色が一部分だけ暗くなっているのを主訴に来院されました。

右上１番の歯が暗くなっているのを認めました。
失活歯（神経の治療をしている歯）の場合だと表面に薬剤を塗面する方法では歯は白くなりにくく効果が薄くなります。

今回は歯の内側へ薬剤を入れて漂白を行う方法を選択しました。
まず元々入っていた詰め物のCR（プラスチック）を除去します。当院ではマイクロスコープ（歯科用顕微鏡）を使用して治療しています。
そして取り除いた後に薬剤を歯の内部へ入れてふたをします。薬剤が馴染ませるため２週間の間を置き経過を見ました。

ご本人の満足のいく白さにするために3～4回ほど同様の手順を繰り返しますが、患者様にご満足いただけたため今回は1回で治療を終えています。

気になっていた部分が解消され、とても喜んでいただけました。